《27年度山と温泉の会》

平成27年度山と温泉の会開催日一覧表◆第66回(忘年山行)「富士山の展望台 長者ヶ岳ハイキング」◆
「山と温泉の会」の忘年山行は、ここ数年、富士山周辺の低山で富士山を眺めることにしています。今回は静岡県富士宮市から山梨県との県境にある、長者ケ岳ハイキングを計画しました。

<12月11日(金)>
休暇村到着:集合写真東京駅八重洲南口高速バス乗り場に9時30分集合ということでしたが、この日は低気圧の接近により、豪雨と風で大荒れの天気。おまけに通勤時間帯の混雑電車で、皆さん苦労して集合場所に到着されたとのこと。後で聞くと、荒天で登山中止だろう、どうせ富士山は見ないだろうと、泊まり込み忘年会のつもりで駆けつけたようです。
10時発「休暇村 富士」行バスは、30分遅れで、東京駅出発。首都高速霞ヶ関ICから東名高速に乗った時は晴れ間も見えましたが、足柄SAの休憩時には強風でバスがゆらゆら揺れ、どうなることかと思いました。
14:00休暇村富士到着、電車で来たYさんと玄関前で合流、参加者12名が集合しました。
荷物を置いて、田貫湖の周りをのんびりと散策。富士山にはクリームをペーストしたような雲がかかり、刻々と形が変わりましたが、散策終了時には雲が無くなり全容を見せてくれました。大沢崩れがはっきり見え、12月というのになんと雪が少ないことか。田貫湖には、ガン、バン等の水鳥がおり、そして逆さ富士もくっきり湖面に反映しています。出発の時には考えられない穏やかで、暖かい2時間の散策を楽しみました。逆さ富士
休暇村ではキッチンベッド付きの別荘並みコテージを3軒確保。参加者はそれぞれコテージで休憩後、本館で富士を見ながら「田貫湖温泉」にひたり、その後夕食はバイキング。鮨、刺身、おでん、富士宮焼きそばなどをたらふく食べました。満天の星、富士山のシルエットを眺めながらコテージに戻り、二次会。ワインや焼酎を飲みながら、恒例のS氏のマジックショーもあり、22時のお開きまで楽しくおしゃべりし、それぞれ就寝。

<12月12日(土)>
7:00 バイキング形式の朝食をとり、8:00休暇村出発。早朝雨がパラついたが、幸いだんだん天気は良くなるようだ。急な坂道を登り、尾根路近くなったところで、ニホンカモシカに遭遇、人を見ても動かない。9:00第二ベンチ到着、朝日に光る駿河湾、愛鷹山、眼下には田貫湖、雲がだんだん少なくなって富士山ももちろん見えます。すぐそばにミツバツツジが季節外れに咲いていました。「狂い咲きではないか」、「いや返り咲き言うべきでしょう」との論争がありました。ここからは尾根路、途中第三ベンチのモミの木には蔓で作ったクリスマスリースがかけてありました。地元の登山者が作ったそうです。10:20長者ヶ岳山頂到着、この時富士山頂上に雲がかかっていましたが、我々の到着を待っていたかのように、10分後雲がなくなり、その全容が見えました。中腹に帯状に広がる横雲を従えて見事でした。富士と反対側を見ると白峰三山が見えました。従ってこの山の山頂で標高日本1位の富士山、2位の北岳、3位の間ノ岳(2014年調査で奥穂と同率3位)を揃ってみることができる幸運に出会えたのです。軽めの昼食としてSさんが用意したパンを食べ、往路と同じ道を下山。
長者ヶ岳山頂
12:30休暇村着。先に到着した人から順次、休暇村の温泉に入り、ビールを飲んでご機嫌な人もいました。14:00休暇村富士発のバスに乗り、途中白糸の滝を残念ながら素通りしてJR富士宮駅(身延線)へ到着。富士宮焼きそばを食べたいという人もいましたが、早く帰りたい組が勝ってすぐに電車に乗り、富士駅(東海道線)、熱海駅と乗り換えてここで解散としました。
富士山熱海駅始発電車でボックス席を確保した組は余ったワイン、酒、焼酎でわいわいガヤガヤ。荒天でだめかと思った山行でしたが、一転して富士山が美しい姿を見せてくれた幸運を喜び合いました。来年も天気に恵まれた会となりますように。

(K.A記)

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◆第65回「日本一の紅葉を訪ねて涸沢カールへ行こう」◆

<10月6日(火)>
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新宿7時発の「スーパーあずさ1号」の指定席を確保し出発。松本から電車とバスを乗り継いで、12時上高地到着。帰りのバスの予約整理券をゲットし、まずランチだ。バスターミナルの「上高地食堂」で、トンカツ定食が3人、山賊焼き定食が2人。いずれもこれからの体力確保のため、ボリュームたっぷりのランチを注文。この日はゆったりと上高地を散策だ。
まずは梓川左岸を、焼岳を見ながら下る。梓川の流れとケショウヤナギ、カラマツが良くマッチして絵になる風景だ。田代橋、穂高橋で右岸へ渡り、上流へ向かう。マユミのピンクの実が、所々に見られる。「今日はサルがいないね」と噂をしていたら、サルの軍団がいたる所に現れたのでビックリ!ウエストン碑を見て河童橋へ。この日は西穂以外の穂高連峰は雲がかかっていた。木道を進むと幻想的な岳沢湿原だ。周辺には清流が多く、イワナを見ることができた。この辺りから見る六百山の紅葉が美しい。さらに進むと明神橋が見えてきた。これは吊り橋だが、吊り橋のロープで、サルが見事に綱渡り芸を披露していた。左に進むと歴史のある嘉門次小屋があり、その先が穂高神社奥宮、明神池だ。ご神体である山と池、紅葉した木々のバランスが良い。
明神池から程なく16時、本日のお宿「明神館」に到着。風呂に入り、明神岳のアーベントロート(夕焼け)を見ることができた。夕食はイワナの塩焼きなど。ビールと酒も入り、早めに寝た。

<10月7日(水)>

karasawakouyou5時起床、ベランダから明神岳のモルゲンロート(朝焼け)を鑑賞。朝食まで時間があるので、明神橋まで散歩。橋には真っ白な霜が降りていた。雲一つない晴天。
7:40宿出発。徳沢、横尾と梓川に沿って歩く。風もないのに、落葉がヒラヒラ顔に当たった。横尾大橋を渡ると山岳路だが、本谷橋までは緩やかな登りである。屏風岩を眺めながら歩く。11:20本谷橋着。ここで宿で調達したおむすびの昼食。本谷橋からはキツイ登りの連続。しかし、まわりの紅葉に慰められ頑張る。やがて奥穂が見え小屋が見えたが、なかなか着かない。

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ようやく13:50涸沢ヒュッテに到着。受付をすませ、寝る場所を確保してから、ヒュッテのベランダでおでんと生ビールで乾杯。真っ青な空、前穂、奥穂、涸沢岳、北穂の岩稜、雪渓、グレイのがれ場、緑に赤、黄色の紅葉が点在し、まさに「日本一の紅葉」である。色とりどりに張られたテント、ザイテングラートまでの道筋が見え、その上の穂高岳山荘も見える。夢にまで見た光景が眼前に展開した。夕食までの時間は涸沢カールの散歩。テントの間を抜けて、涸沢小屋に行き、前穂を見たり、雪渓の雪を触ったり、至福の時をすごした。夕食後、暗くなってから外に出て星を鑑賞。天の川、流星も見え、穂高の尾根にある穂高岳山荘や北穂高小屋の灯も見えた。ヒュッテは紅葉の盛りとあって、大混雑。一つの布団に二人で寝る状況であったが、天気に恵まれ、素晴らしい景色が見られたので、なんとか耐えることができた。

<10月8日(木)>

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5時起床、早めに朝食をとり、外に出てモルゲンロートを見る。穂高の岩稜が上部からだんだんと赤く染まって行く…見事だ。2、30分で赤みは消えてしまったが、今回のハイライトの一つである。今日も雲一つない晴天だ。
朝の散歩は有志で、パノラマコースを途中まで行く。あと1時間で槍ヶ岳のビューポイントがあるというが、時間の関係で引き返した。
7:10涸沢ヒュッテ出発、この絶景を背にして下山するのは、文字通り、後ろ髪をひかれる想いであった。振り返るたびに北穂が見えなくなり、涸沢岳が見えなくなり、やがて奥穂が見えなくなる。思わず「穂高よさらばまた来る日まで」と口ずさむ。あとは下山路から見える紅葉を楽しむだけ。往路と同じ横尾から徳沢へ。徳沢園ではビールを我慢し、名物の「野菜カレー」を食べた。上高地までの道は平坦であるが長いので疲れた。途中カツラの落葉が多い所では良いにおいがした。
河童橋では別れてきた奥穂、前穂に再会できた。バスに乗り松本に到着。
特急あずさの出発まで時間があったので、ここまで我慢していた生ビールにありつけ、蕎麦も食べることができた。帰りの電車も並びの席で和気あいあいと過ごせた。好天に恵まれ日本一の紅葉を見ることができ、また思い出に新しいページが加わった。幹事さんに多謝。

(K.A記)

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◆第64回「西穂独標登山」◆ 《開催日変更》7月28日―29日

<7月28日(火)>

新宿8:00発「高山濃飛バスセンター」行高速バスに新宿から7名、途中日野バス停で1名乗車、合計8名の参加者で穂高への期待を膨らませて出発しました。
バスは12:30ほぼ定刻に平湯温泉着。ここで新穂高ロープウェイ行きのバスに乗り継ぎました。13:16標高1117mの新穂高ロープウェイ乗り場着。ここから、第一ロープウェイ、第二ロープウェイを乗り継いで一気に標高2156mの登山口に着きました。第二ロープウェイは我が国初の二階建てのゴンドラだそうです。天気が良ければ笠ヶ岳、穂高連峰の景色が楽しめるはずですが、この日見えるのは雲だけでした。ロープウェイが鉄塔を通過する時に大きく前後に揺れるので、紅一点のSさんがキャーキャー叫んでいました。
14:10登山開始、本日は標高2385mの西穂山荘をめざします。標高差230mなので、高尾山より楽だと思いましたが、アップダウンが結構あり、最後は急な登りなのでくたびれました。
先頭隊は15:50今日のお宿「西穂山荘」到着。このあたりはヤマトリカブト、マルバタケブキ、オタカラコウ、ハクサンフウロ等の高山植物がきれいでした。また付近には野営場があり、カラフルなテントが点在していました。
後発隊も間もなく到着し、山荘にチェックイン。部屋は8人が一室で、まあ無理なく寝られるスペースがありました。18:00の夕食後、早々に床に就きました。夜中に起きて外へ出たら雲一つなく、月と満天の星がきれいだったので、明日への期待を胸にまた寝ました。

<7月29日(水)>

焼岳
4:30起床、外へ出たら雲が多くがっくり、食事前にご来光を見るために、西穂のピークの一つで近くの丸山をめざしました。しかし、雲が消える気配は無く、ご来光も山の後ろで残念ながら見ることはできませんでしたが、朝日に赤く染まった焼岳が美しかったです。

5:30に朝食、山荘に荷物を置き、6:20いよいよ西穂独標めざして出発、「独標」とは測量用語で「独立標高点」の略ですが、そのままピークの通称となったようです。
花の名山と言われるだけあって、途中、トウヤクリンドウ、ミヤマコウゾリナ、イワギキョウ、ウサギグサ、ミヤマダイコンソウ等の花をみることができました。右に上高地、梓川を見下ろし、明神岳、霞沢岳、そして左に笠ヶ岳、前方にめざす独標、ピラミッドなどが、時々ガスの合間から見ることができました。石がゴロゴロする急斜面を登りきると、今度は北アルプスらしい急な岩稜がそびえ、その取り付きは1967-8-1に松本深志高校の生徒11人が落雷で死亡した遭難現場で、慰霊碑が有りました。

西穂独標写真西穂集合写真そして先発隊は8:00西穂独標2701mの頂上に立ちました。ここでJさんが持って来たトマトを頂きました、おいしかったです。
やがて後発隊も到着し、霧の晴れ間を待ちました。ガイドブックによると、ここから西穂高岳山頂まで、大小13のピークがあり、標高差は200mなのに2時間以上かかる難コースとのことです。

狭い独標のピークには、晴れ間を待つ人が何人かいました。天候改善の兆しが無いので、未練を残しつつ、西穂山荘に引き返すことにしました。

山荘に戻ってもまだ午前中、コーヒーを湧かして頂き、山荘のラーメンを昼食代わりに食べながら今後の予定を考えることにしました。山荘の人の話では明日は天候がさらに悪化して、午前中には雨の可能性もあるとのこと。そこで、予定変更、衆議一決、この日のうちに往路と同じルートで帰京することにしました。
11:50山荘出発、急な下り、そして最後はいくつかの登り返し、往きと同じ道なのにつらく感じました。13:25ロープウェイ駅着、濃飛バスの親切な女性職員が、バスの連絡を教えてくれて助かりました。再度バスが奥飛騨温泉街を通った時、温泉に入りたいなと思いました。しかし、時間的に無理なので、車窓から温泉街を眺めるだけにとどめました。「山と温泉の会」が「山と温泉を見る会」になってしまいました。16:00平湯温泉では中央高速バスで新宿方面に直行する人3人、松本経由で帰る人5人に別れ、解散しました。お世話頂いた2Hさんありがとうございました。

(K.A記)

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