特別講演会「医療・介護・健康分野におけるICTの利活用について」開催のご報告

生活・福祉環境づくり21は6月26日、総務省 情報流通行政局 情報流通高度化推進室室長の田邊光男氏を招き、特別講演会「医療・介護・健康分野におけるICTの利活用について」を開催いたしました。

始めに、超高齢社会における現状と課題をさまざまなデータをベースに紹介があり、経済成長が伸びない一方で、社会保障給付は伸び続ける厳しい現状の説明がありました。

その状況下、距離や時間の問題を克服できるICTへの期待は高まっているとし、医療分野におけるビッグデータ、クラウド、センサー、スマートフォンといったICTが技術的に進展していることを説明しました。

また、医療等分野におけるICT(通信情報技術)活用の意義について、
1)ネットワーク化による関係者間の情報共有
2)医療等分野におけるデータの活用
とし、医療・介護・健康分野におけるネットワーク化とデータ活用の取り組みを、行政・自治体・民間等の具体的な事例をあげ、紹介しました。

特別講演会時写真

後半は、将来的によりよい医療、よりよい老後のために、何が貢献できるのか?何か役立つことはないか?という問題意識から取り組んだ総務省の施策である「スマートプラチナ社会」の現状と課題について話がありました。

「スマートプラチナ社会」とは、総務省が超高齢社会の新たな社会モデルを、ICTを活用し、プラチナのように錆びずに輝く社会のことを呼び、その実現に向けた施策が、「ICT超高齢社会構想会議報告書-『スマートプラチナ社会』の実現-」として、平成25年5月報告書にまとめられました。

この施策は、
1)健康を長く維持して自立的に暮らす
2)生きがいを持って働き社会参加する
3)新産業創出とグローバル展開
の3つをビジョンとした社会モデルの構築を推進し、田邊氏は、「医療分野の効率化、より良い医療を目指し、高齢の方の社会参加の後押しができたら」と述べました。

講演後は、質疑応答も活発に行われ、田邊氏の「日頃の事業活動のヒント」となった有意義な講演会でした。

カテゴリー: SFK21主催事業・活動   タグ: ,   この投稿のパーマリンク